今年も社会保険の基礎算定届を提出する時期になった。 社会保険事務所主導で、その届出を紙ベースでは無く、電子で、という言葉に釣られて一昨年だったか、から電子届出をするようにうちもしている。 しかしこのシステムが糞なのだ。
何が糞って、間違えて申請(届出)しちゃった場合、その訂正は”紙”でしか出来ないという事実。
流石にこの部分、e-taxは申告期限までに送信した最後の通信データが有効と見なしてくれ、申告期限以降は更正の請求か修正申告という名称に切り替わる。 たいそうなシステム費用を払っている大きめの企業さんなら、社会保険事務ソフトは給与管理ソフトと一体になっていたりして、簡単にミスする事なく書類が作成、申告できてしまうのかもしれないけど、うちみたいな極小さな中企業なんて、そんな維持コストはかけられない。
年一の話しなので、耄碌した自分は、その操作方法を忘れてしまうのもあるが、今年も国(?)が提供している、「社会保険届出ソフト」の更新をせずに準備を始め、その後にソフトのバージョンが古いと言われたので更新したのだが再起動を忘れて申告処理を行った為か、何やらエラーが出ながら送信できてしまった。
慌ててそれをリカバリすべく、一旦取り下げ、再送信したのだが前記の通りの糞システムで、瞬時に相手先システムに届いてしまったので、取り下げ処理が行えず、結局、最初に送信した物が到達してしまい、後で行った届出は「却下」となった。
これらの確認に、東京の事務センター、そして名古屋の事務センターに電話をし、ようやく、再送信する必要が無い事が確認できたが、また来年もこんな事の繰り返しを行うのか?
これの申告にgBizIDなるわけの分からないアカウントも取ったり。 もうこんなのマイナンバーカードで良いんじゃね?